オープンカウンセリングに参加しました

私はアドラー心理学を学んでいるのですが、先日オープンカウンセリングに参加してきました。

オープンカウンセリングとはアドラー心理学の伝統的な手法です。通常のカウンセリングでは相談者とカウンセラーが一対一で密室で行いますが、オープンカウンセリングでは会場に見学者を入れて公開する形で行います。

オープンカウンセリングの利点は、相談者にとっては自分一人で抱え込んでいた悩みを他の人にも寄り添う気持ちで聞いてもらえることで、自分は独りぼっちではないと勇気づけられることです。見学者は、他人の相談の中にも自分の悩みに活かせることを見つけられるなど、学びを得られます。

相談の内容は口外しないという決まりがあるため書きませんが、印象に残ったことを例を挙げてお伝えしようと思います。

本音を聞き出すことは難しいものです。聞かれるほうも本音は言えないものです。

夫婦の話
妻:「怒らないから、私のダメなところを教えて」
夫:(言ったら絶対に怒られる・・・)

二人の関係を良いものにするためには、本音を言い合えることは大切です。そのためには、本音が言い合えるような関係性でなくてはいけません。「言ったら怒られる」では言いたくても言えません。言ってもらうためには、言われる方は何を言われても素直に受け入れる覚悟が必要です。なかなか難しいことだとは思いますが、そうですよね。これが今回が大きく学んだことでした。

https://adler.tokyo/%e3%82%a2%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%bc%e5%bf%83%e7%90%86%e5%ad%a6%e3%82%bb%e3%83%9f%e3%83%8a%e3%83%bc/#2025316