変わる勇気 [フィンドホーン体験・ヨーロッパ旅行記(6)]

フィンドホーンからの帰りに、乗り継ぎのアムステルダムで数日観光しました。

アムステルダムではオランダ人の友達と9年ぶりに再会しました。
久しぶりでしたが、9年経ってもまだ彼は日本のことを好きでいてくれてました。
自分は日本のことが当たり前になっているせいか、日本の良い所より悪い所に目が行ってしまうのですが、彼は日本の良い所をいつまでも記憶していてくれて、とても嬉しかったです。

ところで、話題が日本人の働き方についてになった時に、「どうして日本人はそんなに長時間働くんだ?」と聞かれました。
オランダでは残業はほとんどないし、3週間とかの長期休暇は毎年必ず取るそうです。

「そうだよね、長時間働くこと自体は決していいこととは限らないし、無駄に長く働いていることのほうが多い。休みだってうまく時間をやりくりして長 期休暇を取ったほうがリフレッシュできて絶対にいい。みんなもきっとそうは思っている。だけどそうできないのは、できないのが当たり前だと思いこんじゃっ ているからじゃないかな。」みたいな感じで答えたのですが、彼ももちろんそんなことは想像できているんでしょうけど、「そう思ってるなら、そうすればいい のに」と言いたげな感じでした。

そうなんですよね。それはわかっている。だけどできない。
いや、できないというより、やろうとしない。やる勇気がない。

みなさんにはそれぞれの制約がある。自分の都合だけでは決められないことも多いでしょう。
そういう意味では、自営業で一人で仕事している自分なんかは、本当に自分が「やる」と決めればできる事ばかり(な、はず)。
だけど、やる勇気が出せない。

とある人が、こんな事を言っていました。
「変わることには勇気がいる。何か新しいことをして悪くなったらどうしようと不安になるから。だけどそう思ったら新しいことをすることが怖くなる。良い方にしか変化しないと自分に言い聞かせて、新しいことに挑戦するしかない。そうすれば、きっと良い結果が訪れる」と。

そうですよね。きっとそうなんでしょうね。
それはわかっている。だけどその勇気がない。

今の自分はそんな感じです。

フィンドホーン体験・ヨーロッパ旅行記:終