ふと時間ができたので、もう一度読みたいと思っていた本を読み返していました。

「家族連鎖のセラピー」百武 正嗣 (著)

ゲシュタルト療法の本なのですが、その中で印象に残った言葉がありました。

『私たちは、家族の問題を<問題>として解決しようとします。しかしそこには答えが見つかりません。問題ではなく、愛が<もつれて>しまっただけなのです。』

この本は家族の問題に焦点を置いて書かれているので「家族の問題を」としていますが、家族に限らず他の問題にも当てはまることだと思います。

「あの人は私のことを嫌っている」
「あの人とはうまくやっていけない」

そんな時に、「お互いに愛がない訳ではなく、どこかで愛がもつれてしまっているだけなのでは」と思うと、不思議と、憎しみが減り、冷静になれます。

例えば、パソコンやテレビの裏にはたくさんのケーブルがこんがらがっているかもしれませんが、それらも元はと言えば1本のケーブルが集まっただけ。きれいに束ねなおすことはできるはずです。

人間関係も、そうできるような気がします。