森の交茶店–九州旅行記(3)

別府からやまなみハイウェイを通って黒川温泉へ、そして阿蘇スカイラインを通って菊地方面に抜けるというドライブをしました。のどかな草原の道を走るのは気持ちいいですね。

旅行と言えば私は事前にいろいろと調べておくタイプなのですが、この辺りは観光地も多いし行ったらきっとなにかあるよねと、それほど調べていませんでした。で、お昼ご飯をどこかで食べようかとなった時に、なかなかお店が見つけられずにどうしようと思っていたところ、偶然に路上の看板でカフェの文字を見つけたのでそこに行ってみることにしました。(ちなみに運転初心者の私には、交通量の多い都会の道ではこんな行き当たりばったりの運転はできません。ナビ様に従うのがやっとです。)

森の交茶店
https://www.morinokousaten.jp/

由布市の森の中にあるこのカフェは、トランポリンやテントが置いてあり、まるで遊びに来たような感じです。コーヒーは自家焙煎でとっても良いお味で、大自然の木洩れ日の下、ゆったりとした時間を過ごせてとてもよかったです。「こんなところに来たかった」と思えるような場所でした。偶然に感謝。ちなみに、ここのすぐ近くでヒーリングマッサージをしている方(店)も見つけました。この時は通りすぎてしまったのですが、やはり気になります。今度行く時は受けてみたいものです。

森の交茶店。この自家焙煎のコーヒーがおいしくて、お土産でも買っちゃいました。
このモミジが赤くなったらさぞかしきれいでしょうね。けど、この色あいも好きです。

こんな大自然の中で趣味のような仕事のようなことをしながら生活ができたらいいなという憧れはありますが、実際にそれができるかというと、いろいろとできない理由を挙げて、やっぱり夢と現実は違うよねなんて思っている人は多いでしょうし、自分もその一人です。しかし、きっとこういうことを実行している人というのは、「できない理由」じゃなくて「やりたい理由」を軸にして行動しているんでしょうね。やりたい事を実現するために、その方法を考えて実行する。だから、やりたいことができる。森の中でカフェを開くなんて無茶なことに思えそうですが、こう考えるとすごく真っ当な気がします。私のような考え方の人間は、案外と自分の“常識”で可能性を制限しているのでしょうね。

菊池渓谷

旅程メモ
4日目:別府から黒川温泉へ移動。由布岳登山口。Cafe森の交茶店。長者原。
5日目:黒川温泉から福岡へ移動。大観峰。菊池渓谷。