「好奇心」 -ビッキーのエサレンWS石垣島(3)

ワークショップの参加者に石垣島在住の友人がいて、WSの合間に彼女ににいろいろと連れて行ってもらいました。

ガイドブックに載っているところ、載っていないところ。
どこもかしこも良い所ばかりでした。

彼女はなぜこんなによく知っているのでしょう。
それは彼女が石垣に住んでいるからだけではない気がします。

彼女は、島が好きで、島をもっと知りたくて、それでいろいろと知っていったのだと思います。

島のことが好きでなければ、きっと島のことをもっと知りたいという興味もわかないでしょうから。

そういえば、ワークショップで講師のビッキーがこう言ってしました。
「好奇心をもちなさい」
「好奇心をもって、人の体に触れて、マッサージしていきましょう」

マッサージをするのも、ただ機械的に決められた動作をするだけでは楽しくありません。

「この体はどうなんだろう?」と好奇心をもって、それを探索するようにマッサージしていくから楽しみや発見があり、延いてはそれが受け手への心地よさや満足感に繋がっていきます。

「人の体に興味なんてもてないよ」という人もいるかもしれません。
「人の体っておもしろい」と思う人もいるかもしれません。

「石垣島のことをもっと知りたい」と思う人も、
「島になんて全然興味をもてない」と思う人もいるでしょう。

「自分の住む東京なんてつまらない」と思う人も、
「東京にもこんな素敵なところがあるよ」とたくさん発見している人もいるでしょう。

好奇心を持つか持たないかで、見えてくるもや得られるものはだいぶ変わってくる気がします。

ビッキーの言う「好奇心をもちなさい」というのは、マッサージ以外にもあてはまりそうです。