エサレンマッサージの資格認定クラスでは瞑想の時間がありましたが、それはエサレンマッサージが瞑想的であるからだと思っています。

瞑想というと、「座禅などを組みながら、静かにして余計なことを考えないこと」みたいなイメージがあると思いますが、とある本にはこう書かれていました。

瞑想とは「目覚めている」こと。「今ここで」起こっていることに、フルに目覚めていて、ちゃんと気がついていることを言います。
逆に言うと、瞑想してないと、寝ぼけていて、正しい判断ができていない。

例えば、散歩をしたとする。
非瞑想的な状態とは、ただぼうっと散歩しているだけ。途中の風景やすれ違った人々について覚えていない。歩いてたから眠ってはいない。起きてはいたけど目覚めてはいない。

「グループと瞑想 (アドラー心理学を語る2)」 著者:野田俊作 より引用

この瞑想の考え方を取り入れてみると、マッサージは違ったものになります。

例えば1時間のマッサージを、ただなんとなく何か他の事でも考えながら施術しているのでは瞑想的ではありません。
触れながら「ここの筋肉がだいぶ硬いな」とか「ちょっと緊張しているかな」とか「今、(施術している)自分の肩に不要な力が入っているな」などと、「今、ここで」起こっていることに気づいているのが瞑想的であり、それを意識しているのがエサレンマッサージ的であると思うのです。

エサレンマッサージが瞑想的でなくてはいけないという意味ではありませんし、そうと意識していないプラクティショナー(施術者)もいるでしょう。
ただ、私としては重要な要素の一つだと思っています。


※ここに書かれていることは私の個人的な意見であり、統一された見解ではありません。