私は大学生の時に運転免許を取って以来、ほぼ運転をしていないペーパードライバーです。旅行先で運転できたらいいなと思うものの、日常生活では車を使う必要性がなかったので、運転しないで今に至ってしまいました。しかし、やはり運転できるようになりたいと、重い腰を上げて運転の練習をすることにしました。
(実はこうやってブログに書いているのも、公言することで自分に行動を起こさせる目的もあります。だって、誰にも言わないと「やっぱりやめた」とかになっちゃいそうで・・・)

 

さて、運転練習にはペーパードライバー教習をお願いすることにしました。運転の個人レッスンです。運転できる人からすると「お金を払って習わなくても、自分でできるじゃん」と思われるかもしれませんが、やはりお金を払う価値はあったと思います。向こうは教えるプロですから限られた時間で正しく習得する術をお持ちですし、なにより同乗してもらうと安心感があります。それに、学ぶ方もお金を払うことで真剣になります。

 

現段階では3時間×2回を受けましたが(あともう1回受講予定)、教習で一番印象的だったのが「教官が怒らないこと」でした。教官も教えることが仕事とはいえ、生徒が簡単なこともできなかったり、何度言っても同じミスをされては怒りたくなるでしょう。しかし、そんな時でも怒ったり攻撃的な口調になったりせずに、受けている方としてはプレッシャーを感じずに助かりました。(僕もできなくて申し訳ないと思いつつも、また同じミスをしてしまうんです)。

 

これって、当たり前のことなんですが、実行するのは難しいんですよね。そもそもですが、僕も教官も目的は運転ができるようになること。怒ることで運転が上達すればいいけど、実際には怒られた方は委縮するだけで、むしろミスする可能性が高くなる。怒るほうは、なかには指導していると勘違いしている教官もいるかもしれませんが、それは論理的ではないですよね。怒ることとできることの因果関係は(全くとは言わないけど)あまりないのですから。私の習った教官はその辺りをきちんと理解されているようで、安心して受けられました。たぶん怒ってプレッシャーを与えるような教官だったら、次に練習しようとは思わなくなるでしょうね(もしくは他のスクールに替えます)。

 

まだ現段階ではペーパードライバーの枠から出れていません。さて、これからどうなることやら。

 

ところで、この「怒らない」というのはマッサージの仕事にも当てはまると思います。
リラクゼーションマッサージの目的は、リラックスしてもらうことですが、お客さんの中にはリラックスして受けられない人がいます。どうしても力んじゃったり、緊張したり、力が抜けなかったりで。そういう時に、術者の中には(施術がやりにくいから)「もっと力を抜いてください!」「そんなに力まないでください!」「これくらいの痛さは我慢してください!」などと命令する人もいたりします。そんなんじゃ、受けるほうはもっとリラックスできないですよね。リラックスさせる目的なのに、リラックスから遠ざかるようなことをしている。こうならないように気をつけたいと思います。