「重さを感じる」 トレガーアプローチ(2)

トレガーアプローチでは、「重さを感じる」ということをします。

その言葉どおり、相手の体の重さを感じるのですが、これがなかなか難しい。

ただ相手の重さを感じたいだけなのに、相手を力ませてしまったり、相手を動かしてしまったりします。

逆に自分が受け手となって重さを感じる時も、身構えたり、力んだり、違う所に意識が行ったりしてしまいます。


トレガーアプローチでは、相手の体を揺らしたり動かしたりしてどうこうもしますが、相手に今の体の状態を感じ・気づいてもらうことのほうを大切にしている(と思います)。


頭や腕って、意外と重いんですよね。
普段、自分の頭の重さを感じることなどないと思いますが、頭が重い事に気づくと「ああ、こんなに重い頭を支えてるんだから肩もこるんだな」と気づかされます。



最近は休みの日にトレガーアプローチの練習をしているのですが、なかなかうまくできません。頑張らなきゃと思いつつも、その頑張る気持ちが邪魔をしてしまうこともあるので、「ま、そのうちできるようになるかな」と力を抜いて頑張っています。

トレガーアプローチでは、この「ま、いっか」という気持ちも大事なんだそうです。

ところで先日、ロミロミワークショップでご一緒だったナナさん(とヒロさん)からレイキを受けてきました。

レイキは、マッサージのように直接的に体を動かすのではなく(少なく)、触れるか触れないかくらいな感じで何かをしてくれます。
受けてる時はただ寝ているだけなのですが、体を動かされないぶんだけ、自分の体や心に意識がいきます。
「感じなきゃ」と思っていない時こそ、自然と感じていく感覚が不思議でした。

ナナさん、ヒロさん、ありがとうね。
http://lanikaaina.com/