CO2濃度測定器を導入しました

新型コロナウィルス感染対策で、室内の換気の目安を確認する方法として、二酸化炭素濃度測定器(CO2センサー)があります。厚生労働省によると、室内の二酸化炭素濃度が1000ppmを越えないようにすることを目安(これ以上になったら外気との換気)としているため、当店でも実施します。

今までは定期的な時間で換気を行っていましたが、CO2センサーがあれば数字でそれを確認できるため重宝します。お客様にも自分にも安心して施術の時間を過ごせそうです。

二酸化炭素濃度測定器はお手軽で、わかりやすく、客観的に換気の目安を知らせてくれるのですが、いざ買うとなるとどれにするか悩みます。

厚生労働省によると赤外線を使って測定する「NDIRセンサー」が良いとのことなのでそれで探すのですが、値段にけっこうな差があります。基本的には安いほうが助かるのですが、安くても粗悪品は買いたくないのでそれなりの値段は払うべきだと思いつつも、(以前のマスク品薄時のように)高いのに粗悪品も紛れ込んでいそうで、選ぶのに悩みます。

当店は、TOMONARI株式会社の CO2ピピっと換気君 というのにしました。
https://tn-kk.co.jp/publics/index/44/

電気通信大学によると、粗悪品かどうかを見抜く簡易的な方法として、以下を挙げています。
https://www.uec.ac.jp/news/announcement/2021/20210810_3625.html

1: 屋外の新鮮な空気にセンサーを置き、400ppm前後(目安として340~460ppmの範囲)を表示するか。
2:センサーに息を吹きかけたとき、濃度が測定限界値まで上がるか。
3:消毒用アルコールを吹きかけた手をセンサーに近づけても、CO2濃度が上昇しないか。(もし大幅に上昇すれば、CO2ではなく他のガスに反応するセンサーの可能性が高い)

上記3点は無事クリアしました。
(この商品を疑ってしまい申し訳ないのですが)このセンサーが正しく作動しているかはこれだけではわかりません。ただ、換気の目安として使うには大丈夫かと思っています。