「美の共感思考」
「美の共感思考」(福井安紀:著)を読みました。
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/art/86815/
画家である著者の、仕事と経営に対するスタンスを書いた内容です。
芸術も、生計を立てるという意味ではビジネスであり、自分の仕事とも通じる部分が多くありました、というか同じだなと思いました。自分の思っていることや悩んでいることが書いてあり、自分の仕事観を再確認する感じで読んでいました。
「自分のしたいこと」に関する第1章で、こんな問いがありました。
「自分が食べたい蕎麦をつくる」のか、「人に食べてもらうために美味しい蕎麦をつくる」のか。
これはおもしろくて難しい質問ですね。僕もこの問いに何度もぶち当たりました。正解はないのでしょうが、どちらを選ぶかで仕事への姿勢が変わってくると思います。
「お金の考え方」についての第3章。
心の豊かさは気分的な部分もあるので、自分で「自分は貧乏だ」と考えないようにしていて、「お金はなくても、貧しくない」と常に自己暗示をかけていました。お金はなくても時間はあったので、「時間リッチ」という概念をもっていました。
時間リッチという言葉はいいですね。僕みたいな仕事では、仕事がある時は稼げるけど忙しい。一方、仕事が無い時は時間はあるけど稼げない。仕事が続かない時は稼げなくて不安になってくるけど、そんな時は時間リッチと思うようにしました。
思っていることを人に伝えるのは意外と大変であり勇気がいることです。その代わりにその思いが伝わると共感が生まれるのだと思います。良い本でした。
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