『人生を変える幸せの腰痛学校』
『人生を変える幸せの腰痛学校』 (伊藤かよこ:著)を読みました。
ひどい腰痛から多くの治療を試すも良くならなかった主人公が、認知行動療法プログラムに取り組みながら自身の腰痛と向き合う、という内容の小説です。
・「サーノ博士のヒーリング・バックペイン」のTMS(緊張性筋炎症候群)理論(→心理的なストレスが腰痛を引き起こす)
・夏樹静子の「腰痛放浪記 椅子がこわい 」(もしくは高野秀行の「腰痛探検家」)(→様々な腰痛治療法を試し、心因性や自然治癒力に行きつく)
・認知行動療法 (→間違った認知や行動を変えていく)
・そしてアドラー心理学(→人の感情や行動には目的がある)
を組み合わせたような内容でした。(上記の説明は私なりの雑な解釈なので、突っこまないでネ)
腰痛といってもさまざまでこの本の治療プログラムでは改善されないものもあるでしょうが、それでもやってみる価値はあるかなとは思います。とはいっても、腰痛改善のために「笑顔でいよう」「幸せになろう」などと言うのはやはり胡散臭く感じる人も多いでしょうから、そこがやっぱり思考のワナなんだろうなとも思います。
この本は腰痛に関しての本ですが、認知行動療法やアドラー心理学は他のことにも応用ができます。腰痛に悩んでいる方にも、そうでない方にもお薦めしたい本でした。
(腰痛の)原因についてあれこれ考えること自体が、腰への注意を高めてしまいます。原因探しは研究者に任せておいて、私たちは、今、なにができるか、そっちを考えましょう
大事なのはやってみようと思うこと。そして、小さな一歩でいいから実際にできたという経験を重ねること。自信をつけるにはそれしかないんです。
ところで、この本の登場人物の名前は、佐野先生はジョン・E. サーノ博士のように、なにかしらの由来がありそうですが、主人公の神崎さんの名前の由来が思いつきません。もしご存じの方がいたら教えてください。
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