ロイクラトン -タイマッサージ研修・旅行記(6)-タイ旅行編

今回の旅行は、チェンマイのお祭り「ロイクラトン」と日程が重なりました。

このお祭りに合わせたわけではなく、むしろ日程を外したかったのですが、いろいろなスケジュールを考えるとそこしか休みが取れなかったので、「仕方なく」その時にしました。

なぜ仕方なくなのかというと、お祭りで街が混雑するとか、ホテルの値段が上がるとか、航空券が取りづらくなるなどが嫌だったからです。(実際に飛行機が希望通り取れずにバンコクで1泊することになりましたが、それはそれでよい思い出になりました。)

「仕方なく」だったのですが、実際にはそれほど不都合は起こらず、なによりお祭りが見えてとてもよかったです。
わざわざこのお祭りを目当てに見に行く人がたくさんいるくらいなので、やはり見ごたえはありました。


このお祭りで一番有名なのは、コムロイ(ランタン、熱気球)を一斉に上げることです。
残念ながらその打ち上げ会場は街から外れていて行けませんでしたが、川沿いの友達のホテルからきれいに見えました。

ホタルのような、星空のような、とてもきれいな光景でした。

自分もコムロイを上げさせてもらいましたが、けっこう大きい。
中の火が着いたまま何かに引っかかったり落ちてくることもあるので、街でも山でも火事にならないかちょっと気になりました。


もう一つこのお祭りで有名なのが、クラトン(灯篭)流しです。

ロウソクをつけた灯篭を川に流すのですが、予想外のことがありました。
川の水流がとんでもなく遅いのです。

日本では川は流れていくのが当たり前ですが、このピン川は全然流れずにどちらが川上かわからないくらいです。
まるで池。
なので、灯篭を川に流すのですが、全然動かずにそこらに止まったままです。
あっという間に流れていってしまうより、いつまでも漂っていたほうがキレイではありましたが。

タイといえば4年前に洪水がありましたが、その時もこの川は増水して、しかも増水しても流れていかないので、水が全然ひかずに大変だったそうです。

川といっても世界ではいろいろと違うものなんですね。