てあてや通信 第195号 2307

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てあてや通信 第195号 2307
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こんにちは。
暑い日が続きますね。
いかがお過ごしですか。

■(^-^)—- 山口

休みを取って山口県に旅行に行ってきました。

山口は初めてで情報もあまり持ってなかったので3泊4日だと長過ぎるかなと思ったのですが、意外と大きくて日本海側しか回れませんでした。

山口はいいところでした。道の駅でご飯を食べたり、なんでもない無人駅に立ち寄ったりと、のんびりと旅をしてきました。

ちなみに、全国47都道府県のうち行ったことがないのが山口と岡山だったので、今回の旅行で残るは岡山のみとなりました。岡山にはいつ行けるでしょうか。

■(^-^)—- 瓦そば

旅行に行くとご当地グルメを食べたくなりますよね。しかし中にはそれほどおいしくないものもあるので、期待しすぎないようにしています。

山口には瓦そばというものがあります。私はそれを今回の旅行で初めて知りました。今まで聞いたこともなかったし、焼いた瓦の上にそばを載せるというその不思議な料理に(なぜ瓦の上に載せる必要があるのか?)、ちょっと疑わしく思っていました。

大雨が降り、予定していたところで昼食が取れなくなってしまいました。スマホで調べたところ、移動途中の長門湯元温泉に瓦そば屋があるようです。「ま、ここでいっか」と大して期待もせずに行って食べてみたら、あまりに美味しくてびっくりしました。

焼いた瓦はホットプレートのような役割になっていて、上に載せた茶そばがちょっと焦げるのもまたいいお味になっていました。瓦に意味があったんですね。

もし東京で瓦そばがあっても食べるかはわかりませんが、次に山口に行く時はまた食べたいと思います。

■(^-^)—- 『腰痛探検家』

高野秀行の『腰痛探検家』を読みました。
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?jdcn=08746635946155000000

前回のてあてや通信に書いた『語学の天才まで1億光年』と同じ著者です。「他人の行かないところへ行き、他人のしないことをする」辺境作家で、腰痛治療を辺境探検的な視点で書いた作品です。

世の中には腰痛に悩む人が多くいて治療院や治療法も多くあるのに、自分のが治る方法はみつからない。腰痛に苦しむ著者があちこち治療法を探して試すその過程は、まるでジャングルに住む謎の怪獣を探すかのようでした。

ネタばれになってしまうので内容についてはあまり書きませんが、とてもおもしろい本でした。

治療者も患者もですが、自分が正しいと思うこと(治療法)には、例え違う場合があったとしても、頑なにそれを信じがちです。逆に、自分が信じない方法には、例えそれが正しくても、なかなか認めようとしません。どうしても思い込みをもってしまいがちです。この本では、科学的であるはずの医師ですらそのようでした。思い込みをしないで、合理的に判断できるようなりたいものです。

●てあてや通信 第195号 2307
(2023年7月22日)
最後まで読んでいただきありがとうございました