トレガーアプローチのワークショップに参加してきました。
今回はメンタスティクスについてでした。
メンタスティクスとはトレガー特有の概念で、「動きを通して自分の体や心の事に気づいてもらうこと」(かなと、自分では今のところ思っているの)ですが、これがなかなか難しいのです。

過去のワークショップでも個人的なチュートリアルでも練習セッションでも、いろいろと習って試して考えてみたりしたのですが、いまだによくわかりません。
「こんな感じかな」と思いつつも、その通りできないしその考えに疑問を持ったりで、かなりモヤモヤした心境でした。
あまりにもモヤモヤが強いので、トレガーを続けるのを辞めようかなと何度も思ったのですが、「なんだかわからないけど、トレガーはきっと正しいことだし自分にとって役に立つし必要なことだから」という根拠のない思いだけで続けてきました。

そんなモヤモヤを持って参加したワークショップですが、とても良い内容でした。そのモヤモヤは今もまだあるし今後もまた出てくるのかもしれないけど、モヤモヤも悪いもんじゃないなと思えるようになってきました。

私はワークショップ中にいくつもの発見があったのですが、一つだけお伝えしようと思います。

トレガーのガイドブックには「メンタスティクスでは、いい感じってどんな感じ?を探っていきましょう」とあるのですが、自分のするメンタスティクスでは全然「いい感じ」を「探って」いませんでした。
メンタスティクスとは私から相手に何かに効く体操を教えたりアドバイスをしたりするものではないのですが、どうしても相手に役に立つことを伝えなくてはという気持ちが取り切れませんでした。

今回のワークショップ会場は益子の森の中にあり、その日はとても気持ちよく晴れた秋の日で、太陽の日は暖かく気温は暑すぎず寒すぎず、乾いた風が本当に心地よく感じていました。

屋外でメンタスティクスをすることになり、私はその森の手前の芝生で、自分が木になったつもりで立ってみました。
立っているだけで気持ちいいのですが、風が吹くと、木の葉が揺れるように自分の指先が揺れます。
もう少し強い風が吹くと枝のように自分の腕が揺れ、さらに強い風が吹くと幹のように自分の体幹が揺れます。
そんな感じで自然の中で自然を感じながら自然と揺れたり止まったりをしていると、本当に心地よくなってきます。
「いい感じだなぁ。幸せだなぁ。」と思ってきました。
「木ごっこのメンタスティクス」を終えた時、何とも言えない体の軽やかさを感じていました。そして、心も軽くなっていました。

メンタスティクスとはこういうことなのかもしれません。
「いい感じってどんな感じ?」と自分で探っていき、試してみる。その結果、なんでかわからないけど、心や体が楽になっている。
「ああ、そうか」とあのモヤモヤしていたものが、空に上がっていき雲になっていくような気持ちでした。

↑写真は、心の中にあるモヤモヤを綿で表したものです


ところで、11月に成田でトレガーアプローチのレベル1のクラスが開講されます。それに先駆けてイントロダクションのクラスも行われます。
僕はトレガーを習ってエサレンマッサージに対する理解が深まりましたし、日々の生活でも視点が変わってきたと思います。
なぜだかはわからないけど、トレガーはきっといいものだと思っています。
もしご興味がある方、ご都合が合えばぜひご参加ください。
https://www.tragerjapan.com/training-schedule/