「寄り添う触れ方の技法」という一日ワークショップに参加してきました。
講師は鎌田麻莉さん。日本でのエサレンの歴史の草分け的存在です。
2011年に花巻でのリトリートでお会いして以来なのですが、久しぶりに感じなかったのはフェイスブックで近況を見ているからでしょうか。ネットのおかげで世の中の繋がり方も変わってきていますね。

ワークショップはその名前のとおり「触れ方」についてです。マッサージなどの技術的な技法ではなく、触れるという事そのものを改めて見つめなおす内容でした。

このWSで、自分にとってとても印象に残ったのが「フィードバックの方法」です。

このワークショップ中では、
フィードバックを言う人は、自分が感じたことだけを述べる。相手を評価はしない。
フィードバックを聞く人は、ただ相手の言うことを聞く。会話はしない。話してくれた内容については評価はしない。
こういうルールでフィードバックをするのですが、これがとても話しやすかったです。

ふだんは、聞き手は(話し手のことを思ってか)相槌ついでに一言二言話してしまいますが、それは意外とフィードバックする人の話しの流れをさえぎってしまいがちです。

聞き手が口を挟むことなくただ聞いていてくれるだけだと、フィードバックする方は自分の伝えたいことだけに集中でき、時には自分の感じることを確認する時間を取ることができました。

フィードバックの目的が「その人が感じたことを伝えてもらうこと」であるなら、黙って聞いている方がよさそうです。

(話しやすいようにと思って)聞き手がいろいろと口を挟むと、純粋に自分の感じたことを話すことから、相手との会話になりがちです。「その人が感じた事」に「相手」という要素が余計に入ってしまうからかもしれません。

「何でもいいから感じたことを言ってね」と言いつつ、聞き手が口出しして、思うように言えないことはよくある事です。
本当に、何でもいいから感じたことを言ってもらうには、聞き方にもちょっとコツが必要なようです。