トレガーアプローチを行っている人たちは皆さん雰囲気がよく、なぜ皆さんこんなに人が良いのだろうと、不思議に思うくらいです。トレガーが「より楽に」ということを求めているため、それを実践する人の気持ちもそうなっているのかもしれません。とても平和的なボディワークです。

その平和的な人たちによって行われるワークショップもとても雰囲気が良いのですが、これはもしかしたら意図的にその雰囲気を作ってくれているのかもしれません。(きっとそうだとは思いますが)だとしたら、そのことに感謝です。

自分はいろいろなことを学んではいるのですが、だいたいどこでも要領が悪くなかなか習得できません。1回見たり聞いたりしただけでパッとできる人とは大違いです。そして、悲観的な性格。できる事よりできない事に目が行くので、何度やってもできないと辛い気持ちになっていきます。

このワークショップ中でも、ある事を質問して、「あ、そうだな」と少しわかりかけたのですが、それは前日にもらった紙に同じことが書かれていた事でした。

何度やってもできなくて、何度も同じ失敗を繰り返す僕に、講師がこう言ってくれました。
「できない事は悪いことではありません。できない自分を認めてあげてください。」

「私たちは教えるためにいます。何度も何度も繰り返し同じことを教えます。それが私たちのすることです。だからあなたはそれを当然と思ってください。」

優しいなあ、と思いました。この講師&アシスタントの個人的な性格もあるのでしょうが、「より楽に」という生き方を求めていくとこういう優しい人になれるのでしょうか。

世間では、できないと怒られる教育法がたくさんありますし、私もそういうものだと思っていました。
しかし、できないから学んでいるし、怒られたからといってできるようになるわけでもない。

今自分ができていない事に気づき、それを素直に認め、楽しみながら努力していくという考えに変わっていけば、きっといつかは習得でき、自分の生き方も変わっていけるような気がしました。そしてその生き方もトレガー的なのかもしれません。